ダイヤのA:レビュー

アニメ化もされた人気野球漫画

ダイヤのAは、主人公の野球少年、沢村栄純が、野球名門校で甲子園出場を目指して成長していく、高校野球漫画です。
主人公が所属している野球部は、部員数100人という超マンモス野球部で、チーム同士の戦いのみではなく、その中でも様々なドラマが描かれていることが特徴の作品です。
ピッチャーとしても、人間としても日々成長をしていく沢村君だけではなく、チーム全体が成長し、甲子園を勝ち進んでいく姿を描いた、ハートフル青春野球漫画として知られています。

ダイヤのAはどんな作品?

ダイヤのAは甲子園出場を目指してチーム一丸となって奮闘する姿が描かれていますが、主人公のピッチャーの沢村は、甲子園ピッチャーとしては非常に珍しい、あえて“打たせてとる”スタイルをとっています。
「自分が打たれても、バックが絶対に取ってくれる」という、バックを信じているからこそ掲げているこのスタイルで着々と強豪校を制していく姿が非常に胸熱展開のマンガとして知られています。
講談社漫画少年部門受賞作品としても知られ、テレビアニメ化、実写舞台化もされるほどの人気が高い作品として知られています。

ダイヤのAを読んだ感想

少年達を初め、女性にもやたらと人気があるこの、ダイヤのA。
最初はいわゆる、腐女子ネタ作品なのかなぁ…という偏見を持っていて、あまり手を付けていなかったのですが、友人に借りて読んでみて、余りの面白さに即効購入しました。
マンガだけじゃなくてアニメ版も見たんですが、声優陣がイメージピッタリで、勝手に心の中で拍手を送っている自分が居ました。
なるほど、これなら女性に人気が出るのもわかります。

キャラクターソングもめちゃめちゃ発売されてたから驚いたんですけど、これだけピッタリなイメージで、しかもイケメンさわやかボイスとなれば、そりゃキャラクターの人気も買う人も続出しますよね。
そこまで声優さんのこと知らないけど、多分実力派人気声優さんとかなんでしょうね…。

まぁそんなことはさておき!
数ある野球漫画の中でも、こう、暑さが押しつけがましくないタイプの、見ていてちょっとほっこりするタイプの野球漫画、初めて見た気がします。

打たせてとるタイプのピッチャーってなかなか野球漫画では珍しいですよね…。
個人的には、その信頼感が好感持てるというか、主人公が最初から最強でチートキャラとかじゃない分、親しみを持って読み進められる所が好感持てるんですよね。

少年少女、そして紳士淑女にも、年齢を問わずに、あの学生の頃の青春を感じたいという人におすすめの作品です。
特に野球好きではなくても(自分も野球のことほとんどわからないのですが)、楽しんで読むことが出来るのが特徴ですね!