テラフォーマーズ:レビュー

テラフォーマーズってどんな作品?その魅力は?

テラフォーマーズは、テラフォーマーと呼ばれる強大化したゴキブリと、人類による飽くなき戦いを描いた、バトルファンタジー作品として知られています。
通常の人類では勝つことが出来ないほどの非常に強大な力を持っているゴキブリたちに挑むために、虫や動物などの持つ特性、能力を身に着けた人間たちが立ち向かっていく物語として知られていますが、主要である登場人物がどんどん死んでいくこともあり、一体どんな展開になるのか、やるかやられるかの展開が、見ごたえがある作品という点も、魅力の一つと言えるでしょう。

日々の戦いを描いているのみではなく、登場人物一人一人に深い物語が用意されており、話を追うだけではなく、それぞれのキャラクターのバッグボーンを読み進めていくことで、キャラクターの魅力によって、より作品を楽しむことが出来るとも言われています。
また近年では実写映画化もされ、人気俳優、女優達によって、新たな命が吹き込まれて作品とも言えるでしょう。

テラフォーマーズの感想

虫、特にゴキブリが苦手な私としては、正直読む前にためらいを感じる作品でしたが…。
実写映画に大好きな武井咲ちゃんが出るという話を聞いて、せっかくならどんな作品か知ってから見に行きたいと思い、思い切って購入。

読んだ感想は…こんな言い方あれですが、意外と面白い。
主要人物がとにかくひたすら死んでいくので、誰が生き残るのか、誰がどうなるのかの展開が全く読めず、ガンガン読み進められるのが面白かったですね。

心配の種だったゴキブリも…そこまで気持ち悪くなくて安心。
ていうか、余りにも強すぎて、でかすぎて、ゴキブリとして見られないというのが本音でしたね。
普通のゴキブリと比べてそこまで気持ち悪くは感じないけど、こいつにあったら間違いなく自分はやられるなぁとは思いました。

映画化の感想

テラフォーマーズ、実は予定通り(?)実写映画もこの後見に行きました。
感想としては、正直残念な感じかな…。
一人一人のキャラクターの目的があいまいに感じるし、突っ込みどころもちょっと多いし、ファンタジーっていうより、ちょっと出来の悪いB級映画って感じでしょうか。

大好きな武井咲ちゃんも、ちょっと演技が残念だったように感じます。
死んだシーンが首おられたのに、普通に息してて、首も座ってて、これ完全に生きてるやん!みたいな。
まぁ、可愛いからなんだっていいんですけどね!

原作の魅力は、残念ながら引き出せていなかったかなぁと感じてしまう出来に感じてしまいました。
役者人はやたらと有名どころ使ってて豪華だったからこそ、盛大に作品が爆死してしまった感じが否めない作品と言わざるを得ない出来でしたかね…。