ヲタクに恋は難しい:レビュー

ヲタクに恋は難しいのあらすじは?

自分がオタクであることを周りの人間には隠しながら生活し、容姿端麗美女として周囲には知られているヒロイン、桃瀬成海が、一年付き合った彼氏にオタクバレしたことで、振られてしまったところから話は始まる。
重度のゲーオタであることを隠さずに生きている、成海の幼馴染で仕事仲間でもある二藤宏嵩は、そんな成海を慰めつつ、自分の思いを告げ、二人は晴れて恋人関係に…!
そんな二人を取り囲む周囲の環境も交えて描かれている、ラブコメディ作品として知られています。

ヲタクに恋は難しいはどんな話?

ラブコメディでありながらも、主人公二人の設定はそれぞれ社会人であるため、大人が感情移入をしやすい点が魅力の一つ。
小中学生の同級生であり、職場で偶然再会を果たした、二人の運命的出会いも、女性からするとポイントが高い点と言えるようです!

恋愛系でありがちな、三角関係や陥れる系統の、いわゆるダークなキャラクターは全く出てこない、平和的コメディー、日常系ラブコメなので、ゆったりとした気分で読むことが出来るのも特徴です。
また、「このマンガがすごい!2016」において、オンナ編第一位の作品としても知られており、一時、店頭で購入することが困難になっていた時期もあることで知られています。

ヲタクに恋は難しいを読んだ感想

オタク同士の恋愛模様を描いているとは言えども、とにかくほのぼのとしてるので、心穏やかに読むことが出来ますね!
自分は普段だったら、ラブコメ系はちょっと受け付けないんですけど…。
これは読めます。というか正直、普通に全巻揃えたいくらい面白い。

婦女子、ゲーオタ、コスプレイヤー、ヤンキー系オタクなど、一口にオタクとっても様々なタイプのオタク同士の恋愛模様を見ることが出来る点も面白い!
一般的な恋愛模様を見ると虫唾が走るというような人(自分みたいな人には特に…)でも、この恋愛模様は応援したくなるというか、ずっと見てたくなるのが特徴と言えますね。
オタクなら共感できるようなネタ(特に腐女子系ネタ)が盛りだくさんで、腐女子の人気も高い作品として知られています。

作品の絵も綺麗だし、この作者さんの絵、自分はすごく好みなので、ついつい表紙だけ用もなく眺めちゃったりしますね。
オタクならではの小道具もやたらと手が込んでるし、読みこんじゃいます。

「続きがどうなるの?!気になる!!」みたいなタイプのマンガとは違って、基本一話完結なので、ちょっとした暇つぶしや、何となく漫画が読みたい気分の時とかにもおすすめかも。
どっちかっていうと日常系の話なので、どの話から入っても楽しめると思うのですが、やっぱりキャラクターの良さをより深く知るためには、一巻から読むことがおすすめです。